研究者・学生の方へ

汗腺組織の分化機構に関する研究

研究について

皮膚には汗腺や毛包などの組織が皮膚付属器として存在します。一旦、皮膚が重度の損傷を受けると、創傷が治癒したあとにも皮膚付属器は回復せず、脱毛や発汗機能の低下を残します。再生医療による皮膚付属器の機能回復が期待さますが、毛包再生の研究は長足の進展を遂げてきている一方で、汗腺組織の幹細胞・再生に関する研究はほとんど進んでいません。また、胎児期の発生過程において、毛包と汗腺はともに、表皮から伸長する表皮芽から形作られますが、一見同じにみえる表皮芽からどのようにし毛包と汗腺への分化方向が規定されてるか、そのメカニズムの詳細は不明であるとされています。

そこで、私たちは、毛包と汗腺の再生モデルを利用して、毛包、汗腺への分化を決定づけるメカニズムや因子を探索し、ひいては毛包、汗腺の再生医療の開発につながるよう研究に取り組んでいます。