Message
留学した先輩からの
メッセージ
齋藤 怜(2015年入局)
皮膚科を選んだ理由は?
診察、手術、研究と仕事内容が幅広いことに魅力を感じました。
留学することになった経緯?
もともと海外留学に興味がありましたが、入局後研究に関わる機会を得て、研究留学を目標に大学院へ入学、卒後にポスドクとして留学しました。
留学時に経験したこと
新しい研究スキルや知識はもちろんのこと、日本とは異なる文化、生活、人々とのコミュニケーションを楽しむことができました。
今後の目標を教えてください
研究を続け病態の理解を深めることで、厚みのある診療を行いたいです。また、これまでに得た研究スキルを後輩に伝えていきたいです。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします
皮膚科は、診療内容、研究内容が多岐にわたります。入局すればきっとやりたいことが見つかると思います。
入局した先輩からの
メッセージ
難しい症例も
指導医の先生にマンツーマンで
教わることができます
松原 大樹(2016年入局)
皮膚科を選んだ理由は?
学生の頃から外科系に行きたいと思っていました。ただ、腰痛持ちなので長時間、立ちっぱなしの手術は自分には難しいと半ば諦めていました。研修した病院で皮膚科をローテしたとき、比較的短時間、座って手術している、目に見える腫瘍をきれいに取れて患者さんが喜んでいる、を目の当たりにして、これだ!と思って入局を決意しました。
仕事のやりがいを感じるときは?
日々の外来では皮膚炎や真菌症の患者さんを多くみます。目に見える疾患が多いので、外用や内服でうまく治療できている喜びを患者さんと共有しやすいです。また、熱傷や壊死性筋膜炎などの重症患者さんを手術し、救命できたときもやりがいを感じます。
職場の環境はいかがですか?
皮膚外科をしたい、という要望を汲んでもらい、早い時期から現在に至るまで執刀の機会を多く頂いています。難しい症例も指導医の先生にマンツーマンで教わることができるので、着実に自分の力にできていると思います。広島大学は皮膚外科はもちろん、アレルギー、膠原病、病理の各方面に熱く優しい指導医がいますので、自分の興味のある分野を伸ばすことができます。
今後の目標を教えてください
自分や自分の家族が患者だった場合、どんな医者にどんな治療をして欲しいか、と考えながら診療しています。広島の皆様が安心して過ごせるよう、知識力や手技の向上に今後も努力していきたいと思います。
日常業務の多忙さの中にも
楽しみを見出せる、
すごく好きな職場です
末廣 昌敬(2018年入局)
皮膚科を選んだ理由は?
現教授の田中暁生先生が一緒に研究をしようと声をかけてくれたことが一番大きなきっかけです。そこから皮膚という臓器の面白さ、不思議さに興味を持ち、患者と皮膚の状態を共有し、問題を解決できる皮膚科医に魅力を感じました。先輩の先生方の人柄も暖かく、面倒見のよい先生が多いことも決め手になったと思います。
仕事のやりがいを感じるときは?
大きな手術や学会発表、論文執筆など自分一人ではできないような仕事が完了した時はとても達成感を感じます。入院や外来で自分の患者さんの症状が良くなり喜ばれている姿もモチベーションに繋がりますね。
職場の環境はいかがですか?
後輩たちがお互いに助け合いながら働いている姿がとても印象に残っています。日常業務の多忙さの中にも楽しみを見出しながら日々を過ごしていて自分はすごく好きな職場です。
今後の目標を教えてください
教室の目標の一つに論文執筆があるので、一人で論文を書き上げれるようになること、後輩に指導できるようになることを当面は目標にしています。いつかは有名な雑誌に向けて計画を立てて挑戦してみたいと考えています。
雰囲気が良く、
熱心に指導してくださる
先生が多い医局です
坂本 光(2023年入局)
皮膚科を選んだ理由は?
皮膚科診療の内科的側面と手術などの外科的側面、さらには病理組織学と様々な方向からアプローチできる皮膚科に魅力を感じました。また、皮膚科疾患は目で確認することができるので、それを患者さんと共有し一緒に治療を進めていけるところも魅力の一つだと感じています。
仕事のやりがいを感じるときは?
皮膚疾患は見た目や生活する上で非常に困っている患者さんが多いので、治療によって良くなったことを患者さんと共有し喜んでいただけると私も嬉しくなります。
職場の環境はいかがですか?
私は広島大学で初期研修を行っており皮膚科でも研修を行いましたが、とても雰囲気が良く、熱心に指導してくださる先生が多いことが印象的でした。その時の印象は入局後も変わっておらず、現在も上級医の先生方には丁寧に指導していただいています。
今後の目標を教えてください
ひとりでしっかりと診断、治療ができるように皮膚科医の目を養うことです。また、皮膚悪性腫瘍や広範囲熱傷を始めとする外科領域の技術習得にも励みたいです。
関連病院勤務の
先輩からのメッセージ
(2023年現在)
大塚 理紗(2014年入局)
皮膚科を選んだ理由は?
人の印象を左右する要素はいくつかありますが、その中でも、視覚情報、特にすぐに目に入る肌の状態は大きな割合を占めると思います。そんな肌の状態に関わる皮膚科にとても興味があり、多くの人の皮膚を綺麗にしたいと思ったからです。
仕事のやりがいを感じるときは?
皮膚疾患は、目で見えて触ることが出来るため、治っていく過程を患者さんと一緒に共有できるところが皮膚科の大きな魅力だと思います。自分の行った治療で綺麗になり、患者さんと一緒に喜べる時、やりがいを感じます。
職場の環境はいかがですか?
とても温かい雰囲気で、上司、同僚、後輩とコミュニケーションがとりやすい環境です。
今後の目標を教えてください
皮膚科医は、多くの皮膚疾患を見る、診療経験数がとても重要だと思います。引き続き、診療経験を積みながら、新しい知識や技術を取り入れ、患者さんのお肌の健康のために、適切な医療を提供していきたいと思います。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします
県内の皮膚疾患が集まるため、アレルギー疾患から悪性腫瘍まで、幅広い疾患を経験することができます。また、女性が働きやすいのも魅力の1つで、子育てをしながら、専門医や学位の取得が出来ます。私たちと、是非一緒に働きませんか。
当教室出身の先輩からの
メッセージ
日本臨床皮膚科医会広島県支部長/
広島県医師会副会長
(2023年現在)
岩崎 泰政(1984年入局)
皮膚科を選んだ理由は?
父が皮膚科開業医であったことも一因ですが、内科系と外科系の両方を兼ね備えた診療科である点に魅力を感じました。
仕事のやりがいを感じるときは?
治療によって長く病悩されていた患者様の皮膚病が治癒したり、軽快し喜んでいただけた時。
職場の環境はいかがですか?
自院は清潔感あり、センスの良いインテリアやソファー、絵画やオブジェを飾り、患者様も職員も心地よくいられる環境です。職員間のチームワークも良いと思います。
今後の目標を教えてください
さらに患者様に良い診療を提供できるように常に研鑽することと、対外的には皮膚科の地位向上を目指した活動の継続です。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします
広島大学の皮膚科はアレルギー皮膚疾患を中心とした内科系皮膚科だけでなく、悪性腫瘍や重症熱傷など皮膚外科・形成外科も充実しており、「皮膚」という臓器のスペシャリストとして、誇りをもってメジャーな診療科の先生方と医療連携できる力がつけられます。